箕面市~大阪のオアシス~
2013年04月28日
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大阪府箕面市は南部には住宅地が広がっており、市の人口のほとんどはこの南部に集まっている。大阪都市圏のベッドタウン、高級住宅地として昔から発展してきた。
西南部には箕面川が南西方向に流れ、それに並行して阪急電鉄箕面線が走っている。中南部を千里川が西方向に、東南部を勝尾寺川が東方向に流れている。
中部から北部にかけては山間地で、箕面滝、勝尾寺などの観光名所や箕面ダムなどがある。
中南部の新船場地区には大阪船場繊維卸商団地として繊維問屋の流通施設などが集まっている。とても安く商品が手に入るので箕面の人々のショッピングの中心となっている。週末は家族で買い物を楽しむ場となっている。
また、2003年から市域中心部・かやの中央に大規模な商業施設カルフールを含む、箕面マーケットパークvisolaが完成し、新たな産業スポットとなっている。中には映画館や雑貨屋などが入っており、こちらも若者を中心とするショッピング客で連日にぎわいを見せている。学校帰りの中学生や高校生などの遊び場としても人気だ。
そんな箕面市のマスコットキャラクターがオレンジゆずる君だ。近年人気急上昇中のゆるキャラである。大きな頭はオレンジでできており、箕面市の防災活動や成人式などに顔をだしている。
そんなオレンジゆずる君の描かれたオレンジゆずるバスという市営バスが近年登場した。
平成22年9月1日から、公共施設巡回福祉バスに代わって、箕面市内を走っている。
オレンジゆするバスは、一般乗合バスとして、運賃200円均一(小児、70歳以上の高齢者、障害者100円均一)で買い物、お出かけ、通院、通学、通勤など、誰もが気軽に乗れるバスだ。
今ではすっかり箕面で人気となりオレンジゆずるバスが近くを通るとみな一斉に写真を撮るほどだ。
箕面市の一番のアピールポイントといえば箕面の滝だ。
箕面市内の幼稚園、小学校、中学校であれば遠足などで何度も足を運ぶ。年間200万人以上の観光客が訪れる箕面の滝は紅葉の名所であり、秋には特に多くの人で賑わう。
阪急箕面駅から2.8kmの比較的緩やかな道のりであり、滝の間近には大日駐車場が存在するためにアクセスは非常に良いが、季節によっては週末を中心に大変混雑する。
箕面の滝までの山道には昆虫館がある。昆虫の宝庫として有名な箕面の昆虫類を広く府民に紹介するため、昭和28年に開設された。
館内には、箕面を中心とした国内産の昆虫をはじめ、珍しい外国の昆虫の標本を展示している。一年を通じて蝶が自然に飛び交う姿を観察できる「放蝶園」や、ボックスに手を入れ、昆虫の名前を当てるおもしろボックスなどがあり、いろいろ体験できる。こちらも箕面市民なら誰もが一度は足を運んだことがあるだろう。
また箕面の山道には野生のサルが出没する。大変人に慣れているサルで何か食べ物を持っているとすぐに襲ってくるので山道を車で走るときは必ず窓を閉めましょう。
箕面の滝が一番賑わうのは秋だ。真っ赤な紅葉にライトアップされた滝はなんとも趣深い。
みなさんもぜひ紅葉の時期に箕面の滝を見に来てはどうだろう。
Posted by なべ at 23:57│Comments(0)
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